インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

邂逅周杰倫。

周杰倫是我喜歡的歌手之一。但說實在的,以前從在他出道到去年秋天,我一直對他的樂曲懷有偏見,未加一顧。不過去年聽了他的新專輯《葉惠美》後,我才恍然大悟。原來是這麼有才華的歌手啊! 以往我對他只是一知半解,單純以為他是個“嘻哈”偶像或饒舌(Rap)高…

ちっともご承知じゃありません。

朝礼のあと、“拝拝”。これは日本でも行われている「安全祈願」に似た儀式で、プロジェクトの安全を祈って、作業や工事に参加するスタッフ全員で行われる。台湾ではプロジェクトの開始時だけでなく、作業の節目や特に重要な工事が始まる際にもたびたび行われ…

珍珠奶茶。

你記得嗎/我們一起玩攀崖/為了不讓你受驚嚇/我不小心磕破了下巴/看著你心痛的模樣/我覺得自己很偉大/我知道你怕吃辣/喜歡喝珍珠奶茶 ――『你記得嗎』胡彥斌 珍珠奶茶並不只是承蒙年輕女孩子們“御用達”的,像我們這樣土里土氣的男人們也很喜歡。最近我…

「法事で顔を合わせた親戚」状態。

定例会議などでいつも台湾側の代表として出席している職員の一人が、ここ三日ほど休暇を取っていた。どうしたのかなと思っていたら、父君が亡くなられたのだそうだ。その彼が今日出勤してきた。鼻の下や顎に無精ひげが生えている。「そのひげ、どうしたんで…

“安全第一”嗎?

我們工地有兩層辦公樓,牆上掛著一條大標語,“安全第一”。我今天才知道,這個已經膾炙人口的標語本來是英語的“Safety first”,後來把它翻譯過來的。聽說這個標語的來曆可追溯到二十世紀初葉,美國鋼鐵(US Steel)公司的子公司伊利諾伊製鋼廠提倡這一標語。啊…

七年級生。

台湾は西暦の他に“中華民國歴”を使っていて、ふつうは“民國○○年”と呼ぶ。これは一九一二年の中華民国成立を元年としているから、今年は民国九十三年。台湾人の発言はこの“民國”でなされることが多いので、日本語へ訳出するときは十一を足して西暦にするか、…

我的野蠻改行。

小時候我特別想當飛行員,夢想在空中翱翔。但從小身體沒那麼堅強而總想逃避體育課的我,聽說“航空大學校”的學員必須善於各種運動項目(我不知道是不是真的,可是反正小學幾年級的我就是以為這樣!),沒多久就放棄了。 接著我又想當畫家,超級想當像維米爾(…

全部ハズしました。

台湾のコンビニやスーパーやデパートで買い物をすると、どの店でも同じような“収銀機統一發票”というレシートをくれる。上に八桁の番号が打ってあって、これは籤になっている。年に六回、ふた月ごとに財政部から当選番号の発表があって、発表の朝はみんな束…

騎車口譯。

我們工廠處於靠海邊面積非常遼闊的填拓地上,因此廠內移動必須要靠汽車或腳踏車(自行車)。而且廠內儲存著大量的可燃性物質,所以不能駕駛一般轎車,只有裝設滅焰器等特殊車輛才能開進廠內。自然,腳踏車就成為平時廠內所使用的普通交通工具。 另外因為工廠…

久違的凱特。

最近有一支樂隊在演藝界比較走紅,他們叫信樂團。他們的音樂可以說是屬於搖滾,我本來不太欣賞像搖滾那樣有點尖銳刺耳的音樂,但幾天前偶爾聽到他們新專輯《海闊天空》裡的一首歌《千年之戀》,一聽歌曲開頭的那女高聲就被深深地吸引住了。她的聲音又清脆又…

早安nuo!

每天早晨上班時,我順便到附近的7-11去,買些早點。櫃臺裡總是有位早班的小夥子,個子高高的,好像是工讀生。這位先生很特別,我們進店時,他並不說“歡迎光臨”而總是大聲地喊“Good morning!”。因這家方便店位於我們公司公寓附近,所以很多日本同仁常常利用這…

偶像拙見。

這幾天來,在「はてなダイアリー」部落格裡與幾位臺灣的用戶相遇,他們踴躍參與日本的部落格界,其“開拓者精神”令人十分佩服。聽說各位都是正宗哈日、“早安少女組。”迷,常到日本“參戰”演唱會等活動。其實我也是個忠實的亞洲明星迷,其心情不必多說什麼,就…

クールでキャッチーでアンビリーバボーなナンバー。

通訳者のandaさんによると、台湾人がよく使う英語に“complain”や“delay”などがあるそうだ*1。同感。私の職場でもこのふたつの他、“argue”や“fighting”なども頻出単語だ。総じてマイナスイメージの単語だというのがおもしろい。これは要するに、“國語”で言う…

國情不一樣。

你與對方單位進行談判時,如果其談判一擱淺,就一定會聽到這句老一套說法。 這幾年來我沒有機會到大陸去工作,所以現在狀況不得而知(相信改變了許多),但以前在大陸的某些單位裡,尤其是國營企業等單位中,像我們外企想辦手續或申請某些許可,一定會困難重…

北一輝

『北一輝』(渡辺京二/朝日選書/1985年)を読む。人類史や日本の近代史、政治思想史から文学まで、幅広い分野の論考を発表してきた在野の評論家による北一輝論。四半世紀も前の本(朝日選書版は再刊)だが、古さなどみじんも感じさせない。 十年以上前、熊…

迅雷不及掩耳盜鈴。

最近看了一本書,裡頭有“迅雷不及掩耳”這一詞匯。我欲查例句,在網絡上檢索,竟然發現與“掩耳盜鈴”連在一起的這種說法,覺得怪怪的。聽說,這是中央電視臺體育節目播音員韓喬生先生從前有過的“口誤”,他在直播足球比賽時不小心嘴說走了,便說:“××隊以迅雷…

やや!グラマン来襲だな!

現場の事務所には何名かローカルの台湾人職員がいて、その中に古希をずっと以前に迎えながらなおかくしゃくとした陳さんがいる。我々は敬愛をこめて 陳“歐吉桑*1”と呼んでいる。おじさんは中学生まで日本統治下の教育を受けたので、日本語がとても流暢だ。し…

通訳者としてはテンションが高すぎます

「通訳者としてはテンションが高すぎます」。通訳者養成学校に通っていた頃、学期末の評価表に講師の先生からそうコメントされているのを見て、思わず吹きだしてしまったことがある。自分としてはいつも必死に訳出していたつもりなのだが、端から見るとパフ…

訳自体は間違ってはいないだろうけれど

日本側と台湾側が侮辱うんぬんで衝突し、いささか過熱気味だった昨日の会議。通訳者の責任かもしれないと一人で反省会をする。 思い返してみるに、双方の血管が「ぷちっ」と音を立てたきっかけは、日本側の「重箱の隅つつき」と、台湾側の“口是心非”という発…

言葉を軽視してはいけないのではないか

Albert Mehrabian氏の「3V」からは、コミュニケーションの際に音声やパフォーマンスが非常に重要な役割を果たしていることを教えられる。それはよく分かるのだが、インターネットで検索してみると、言葉の占める割合が驚くほど低いことに「わが意を得たり…

入門 通訳を仕事にしたい人の本

『入門 通訳を仕事にしたい人の本』(遠山豊子/中経出版/2001年)を読む。以前、立ち読み程度にパラパラと読んだことがあったが、先日高雄の紀伊國屋書店で見つけて、あらためて読んだ。通訳者の仕事や訓練全般についてわかりやすく解説している。仕事のマ…

みんな私に向かってしゃべる2

以前「みんな私に向かってしゃべる」を書いたら、通訳者のid:toraneko285さんからご自身の論文*1をご紹介頂いた。 通訳業務を行っていて、非常に気になることのひとつに、肝心の聞き手がよそを向いていても、平気で通訳者に向かって話をする話し手が多いとい…

流浪狗3

“鄢鄢(ヘイヘイ)”。異様に人なつこい。車に轢かれた後遺症で足が悪いため、いつもふらついていて鼻面をごつんごつんとぶつけてくる。耳の形は芸術的だが、目つきはもう少し何とかしなさい。

流浪犬2

これは“小白”。半年ほど前に生まれたが、かなり衰弱して道ばたに転がっていた。ところがその後正門の守衛さんたちがご飯を分けてあげたりしたおかげで、今では立派に成長……したはずなのだが、なんだその顔は。目の周りがパンダのようになっている。誰かにマ…

流浪狗1

プラントの正門前にはたくさんの“流浪狗(野良犬)”がいる。たいがい人間を恐がって近寄っても来ないが、なかには人なつこい犬たちもいる。この写真は“老陳(と勝手に命名)”。ずいぶん歳を取っているようで、足も少し悪いが、縄張りに入ってきたよその犬に…

通訳は基本的に一人称で話すがゆえに……

わりと知られていないことなのだけれど、通訳者は基本的に一人称で話す。これはつまり、訳すときはその発言者になりかわってしゃべるということだ。「……と言っています」とか「この人の言いたいことはつまり……」のように三人称で訳すのは下策なのである。も…