インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

夜中にトイレを探している

尾籠なお話で申し訳ないのですが、就寝中にトイレへ行くことが時々あります。若い頃にもありましたけど、歳を取って明らかに頻度が高まっている感じ。なるほど、いまや中高年のみが主な読者になったと思しき新聞の広告に「ノコギリヤシ」など頻尿対策の薬やサプリがやたら多いのもうなずけます。

とはいえ、私は今のところまだ頻尿というほどではなく、そのために睡眠が阻害されるというようなこともないのですが、少々うんざりしているのは、尿意のごく自然な帰結なのか、トイレを探す夢を繰り返し見ることです。あるときは迷路のように複雑な廊下が連なる古くて大きな旅館の中で、あるときはこれも巨大な校舎が立ち並ぶどこかのキャンパス内で、あるいは町工場が延々と連なる下町の路地裏で、とにかくあちこちを歩き回ってトイレを探す、探し当てても満員で入れないとか、壊れている……みたいなパターンが長々と続く夢を見るのです。

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https://www.irasutoya.com/2016/05/blog-post_46.html

まあこれ、夢の中で首尾よくトイレを見つけてやれやれ、と用を足すようになっちゃったら……そのときは「アテント」みたいな介護用おむつのお世話になるときなのかもしれません。だから延々探し回っているうちが花なのかもしれませんが、あの一種の「じれったさ」が延々続く夢にちょっと疲れてしまうのです。

お年寄りがよく言うんですけど、歳を取ると「寝るのにも体力が必要」なんですよね。だから朝早く目が冷めてしまうし、若い頃のように休日はお昼近くまで爆睡なんてこともできなくなるのですが、私もこれからさらに体力が落ちてきてしまったら、トイレを探す夢を延々見るよりも頻繁に目が覚めてしまう「夜間頻尿」に行き着くのかもしれません。つまり今はまだ体力があるから、目覚めずに延々夢を見続けることができるのかなと。

う〜ん、トイレを探す夢を延々見続ける「じれったさ」もしんどいですが、夜中にたびたびトイレに行って眠れなくなるのはもっとしんどそうです。今のうちにせいぜい体力を養っておこうと思います。