インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

料理に合わせるノンアルコールの飲み物・その2

中高年にいたって、お酒がほとんど飲めなくなりました。でも食事のときに何か飲み物を料理に合わせたいのです……。かつてビールやワインなどを浴びるほど飲んでいた(それでもほとんど酔わないどころか翌日も快調)頃には、そんなことで頭を悩ますようになるとは夢にも思いませんでした。というか、私はもう、ほぼ一生分のアルコールを飲んでしまったということですか。

昨日書きましたけど、ヘルシンキのレストランで「ノンアルコールのペアリング」を試してみた感想は、美味しいし面白いけれど「やっぱり甘い、甘すぎる」でした。レストラン「ask」の店員さんがおっしゃっていたように、「果実系」は糖分がアルコールになっていないだけ甘さから抜け出すのは難しそうですし、だからといって酸っぱいばかりでは繊細な料理には合いません。

ここは中華料理の知恵にならって「お茶系」を探求すべきかもしれません。日本で中華料理にお茶といったらほとんど烏龍茶(ウーロン茶)一辺倒ですが、華人のみなさんは(地方にもよりますけど)様々なお茶を食事中に楽しんでいます。緑茶・白茶・黄茶青茶・紅茶・黒茶、それに花茶……日本でもお茶は飲みますけど、どちらかというと食後に飲むものという位置づけが色濃いですよね。まあ最近は麦茶やほうじ茶なんかを食事と合わせて飲む方も多いようですが。

ja.wikipedia.org

「ask」で飲んだお茶系の「ノンアルコールドリンク」では冷やしたホワイトミントティーがとても奥深い味で、これはヘルシンキの食料品店で売られていたので、一箱買って帰りました。この「Clipper」のティーバッグシリーズは日本のスーパーでも比較的よく見かけますが、なぜか「White tea with peppermint」はネットショップでも見つからないんですよね(海外のショップにはあります)。

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https://www.hollandandbarrett.com/shop/product/clipper-organic-white-tea-with-natural-peppermint-60015549

しかしまあ、お茶の世界はたしかに奥深いですけど、やっぱり果実系やスパークリング系で、料理の味を損なわないくらいの辛口ノンアルコールドリンクが飲みたいです(ワインへの未練が色濃く残っていますね)。それでスーパーなどのノンアルコール商品売場で色々物色しては試しているのですが、いまのところ「これだ」というのに巡り合っていません。

ノンアルコールビールも、以前に比べればメーカーさんが研究を重ねて随分おいしくなってきているみたいですが、正直に申し上げてあの「ケミカルなお味」がどうにも苦手です。ノンアルコールのスパークリングワインというのもあって、これも試してみましたが、やはりどこか無理をしているというか、不自然な後味が気になります。

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mot-wine.mottox.co.jp

辛口のシードルを模したとおぼしきこちらも、とても美味しいですが、やはり舌に残る甘さがちょっと……。

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allegresse-japan.com

すみません、メーカーや開発者さんの努力をよそに、無い物ねだりが過ぎました。引き続き色々と探してみようと思います。あるいはお茶系・果実系・スパークリング系とは全く違う発想の飲み物を考えるか、ですね。まあ私はコーヒーを食事中に飲むのは抵抗ないので、この際コーヒーでもいいのかもしれません。