インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

眠るのにも体力が要る

昨晩もトレーニングに行きましたら、ベンチプレスの休憩中、トレーナーさんにこんなことを言われました。

これだけハードにトレーニングをした日は、ぐっすり眠れるんじゃないですか?

はい、それはもうぐっすり……と申し上げたいところなんですけど、この歳になると、どんなに「ぐったり」と疲れていてもあまり「ぐっすり」と眠れません。世上よく聞く話ではありますが「眠るのにも体力が要る」のです。歳を取ると眠りが浅くなるとか早起きになるとかいいますが、あれは体力が衰えてくるからという側面もあるんですね。それを如実に感じるお年頃になってしまいました。

若い頃だったら、それはもうバリバリに眠ることができたのです。週末などお昼近くまで寝ているとか、何なら一日じゅう布団の中でまどろんでいるとか、よくやってました。今にして思えば、よくまああんなに寝られたものだと思います。若いトレーナーさんたちにそう話したら「そうそう、休みはお昼まで寝ています~!」と言っていました。

最近、自分が意識しているということもあるんでしょうが、「トレーニングと同じくらい睡眠も大切」とか「眠りの質を上げるには?」とか、そんなフレーズに接することが多くなりました。確かに、睡眠が足りないと身体が重くて仕方がありません。しかし私はいつも五時半には起きて早めに仕事場へ向かうので、仮に八時間の睡眠を確保しようとすると、夜の九時半には就寝しなければなりません。九時半? 小学生じゃないんだから。

しかし九時半に就寝したら、必ずといっていいほど夜半や明け方に何度か目が覚めます。加えて、歳を取ってトイレが近くなったので、やはり夜中に目を覚ますことがよくあります。そうやって夜中に何度も起きると、これがまた「ぐっすり」から遠ざかる原因に。こうしてどんどん「眠りの質」が下がり、眠りの質が下がると疲れが完全に取れず、昼間の暮らしや仕事に影響が……という悪循環に陥ってしまうのです。

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https://www.irasutoya.com/2016/09/blog-post_49.html

かくなるうえは、眠りの質を確保するためにも体力をつけなければいけません。体力をつけないと、QOL(Quality of Life)だけでなくQOS(Quality of Sleep)も下がってしまうわけですね。ここでなんとか踏みとどまっておかねば。というわけで、これまでにもましてきちんとジムに通おうと改めて心に誓った次第です。