インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ついに髪の毛が「軟化」した

先日髪を切りに行って、担当の店員さんにこんなことを言われました。

「そういえば、髪の毛の質が変わりましたね」

この店員さん(美容師さん)とはもう十年以上のお付き合いです。毎回切ってもらっているのですが、私は何百人もいるお客さん(たぶん)のひとりですから、んな、客の髪質までいちいち覚えていないかもしれないのに、それでも「変わった」と感じられたのですから、よほどの変化に違いありません。

「変わった……って?」

「特に頭の両サイドですね。柔らかくなったというか」

それは端的に言って、加齢によって髪が細く柔らかくなったということなのではないでしょうか。おおお……ということは次の段階はこれがどんどん抜けていくと。まあそろそろ来るかなとは思っていたんですが。

「いえいえ、違います。薄くなっているわけではなくて、何というのかな、髪が生えている角度が変わったんです。以前はもっと頭皮からこう、直角に立ち上がっていましたけど、今はずいぶん角度がついて寝ているような感じなんです」

なるほど、確かに私は昔から髪の毛が太くて、しかも量が多かったです。いわゆる剛毛というやつです。中学生の頃、理科の時間に顕微鏡で髪の毛の太さを測るというのをやって、うちの班は私の髪を標本に使ったのですが、ミクロメーターの目盛りをはみ出して髪の毛がどんと横たわっており、計測不能だったという過去があります(どーでもいいですけど)。

髪の毛を切ってもすぐに伸びてきて、しかも垂直に立ち上がる感じなので、頭が「ぼわっ」と膨らんだ感じになるのがイヤでした。帽子をかぶってもメガネをかけてもさまにならないんですよね。だもんで、ウルトラスーパーハードな整髪料を使ったり、時には軽いパーマをかけたりして(今思い出しても笑えます)まで「ぼわっと膨らんだ感じ」を抑えていたんですが、ここへ来て髪の毛が素直に寝るようになったというのです。

なるほど、そういえば最近はワックスやジェルなどの整髪料を全く使わなくなりました。もうそんなに「つやばつける*1」歳でもないし、なんだか自分でも人の目など「どうでもいいや」と思うようになったからだと思っていたんですが、同時に、昔のように髪の毛が「暴発」した感じにならなくなっていたのでした。

こうなった理由はよくわからないのですが、たぶん節酒を続けたおかげで頭皮が柔らかくなったからではないかと思います。お酒をあまり飲まなくなってこのかた、頭皮がとても「健康」になったのです。以前は頭皮湿疹などで悩まされていましたけど、今はほとんどなくなりました。よくヘッドスパなんかで「頭皮を柔らかくする」というメニューがありますけど、あれと同じ効果なんじゃないかなと。

お酒を全くやめてしまうとなんだか人生楽しくなくなりそうですが、やっぱりたまに嗜む程度が私には合っているようです。まあ以前は一晩にワイン二本くらい飲んでいましたから、もう一生分あらかた飲み尽くしたということですかね。

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*1:福岡の方言で「カッコつける」。