インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

しまじまの旅 たびたびの旅 82 ……たこ焼きとカンテ・グランデ

子供の頃と浪人生時代に住んでいた大阪には、思い出の場所がたくさんあります。まずはたこ焼きの「うまい屋」さん。天神橋筋の商店街にあるこのお店は、いたって庶民的なたこ焼き(+夏にはかき氷なども)屋さん。ここも「自由軒」同様、たこ焼きをつまみにビールを飲んでいるおじさんがいたりします。私は「バヤリース」のオレンジジュースとたこ焼きにしました。

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こちらのたこ焼きは、ソースや青海苔や鰹節やマヨネーズなどが一切かかっていないのが特徴で、出汁味だけで食べるたこ焼きです。物足らない向きにはテーブルにソースの容器が用意されています。

「うまい屋」から中津に移動して、「カンテ・グランデ」。大阪では有名なインド風(というか無国籍エスニック風)カフェです。大阪市内にいくつか支店がありますが、中津のこのお店が本店。もともとはオーナーさんのご自宅を改装してカフェにしていらして、当時私も足繁く通っていたのですが、その後ご自宅の敷地はマンションになり、カフェはその地下に移りました。

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地下といっても緑あふれるパティオみたいなのがあって、店内はとても明るくゆったりとした雰囲気です。周りは小学校や神社以外特に何もない普通の住宅地なんですけど、そこにこんなある種の異空間があるのが面白い。

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カンテといえば、インド風ミルクティーの「チャイ」。スパイスの入ったチャイと、これも何十年も前からの定番「ゴータマ・ショコラ(チョコレートケーキです)」を注文しました。懐かしいです。

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昔よく聞いたシンガーソングライターの友部正人氏にはその名もずばり「カンテ・グランデ」というアルバムがあります。「君はこんな言い方嫌かもしれないけど」とか「ルナ・ダンス」とか、これもまた懐かしいです。

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引き続きミナミに移動して、なんばグランド花月横の有名なたこ焼き屋さん「わなか」。一番大阪らしい、定番のたこ焼きじゃないでしょうか。色々トッピングもありますが、定番中の定番、ソース・青のり・鰹節にマヨネーズもかけてもらいました(マヨネーズは邪道かな?)。

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……しかし。

ここまで「はしご」して、ふと思いました。せっかく久しぶりで大阪へやってきたというのに、結局昔の思い出めぐりばかりしていますね、私。まるですでに人生をあらかた走りつくし、生涯を回顧しはじめた老翁のようではありませんか。これではいけません。そうだ、「大阪へやってきた」というのも友部正人の歌にありました……おっと、また回顧に走っていますね。