インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

しまじまの旅 たびたびの旅 50 ……シュノーケリングと岩礁ツアー

澎湖の滞在中、いろいろと観光のアドバイスをしてくださった宿のマネージャー氏から「浮潛(シュノーケリング)に行かない?」と誘われました。海で泳ぐのは大好きですが、シュノーケリングは未体験です。二つ返事で申し込みました。

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港に着いてカウンターでチェックインすると、ガイド兼インストラクターの青年(國立澎湖科技大學の学生さんが夏休みにアルバイトでやっているのだそうです)が今日の行程を説明してくれました。「そちらの“大哥”、中国語はわかります?」と唯一の日本人である私を気遣ってくれます。優しいですね。旅行社のウェブサイトはこちら(日本語もあります)。

藍色忘憂島一日遊 - 珊瑚礁旅遊 - 澎湖生態行程
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高速クルーザーで、澎湖諸島の南にある将軍澳嶼の、そのまた先の無人島へ向かいます。無人島のそばにこの旅行社専用の「はしけ」が浮いていてツアーの拠点になっています。

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ここで各自シュノーケリングの用具やスウェットスーツなどを貸してもらい、まずはシュノーケリングの簡単な練習から。経験がある人はパスして、自由に泳いだり、デッキの上から飛び込みをしたり、泳がないで海風に吹かれながら読書したり、自由に過ごすことができます。

私は初心者なのでシュノーケリングの練習をしましたが、このデッキのまわりだけでも目を見張るような美しい珊瑚礁が展開しています。か・な・り、興奮しました。

ほかにも小さなモーターボートで引っ張るサーフィンや、無人島ミニツアー、景品が当たる抽選大会など、インストラクターのみなさんが盛り上げる盛り上げる。その一方で一人一人の参加者に中国語や英語で話しかけ、みんながそれぞれに楽しめるよう気を配っています。このあたり、台湾や中国の若い青年によく見られる「やさしさ」が遺憾なく発揮されています(うちの学校の留学生も似たような雰囲気)。

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お昼のお弁当が出まして……いよいよ本格的なシュノーケリングの開始です。このデッキからさらに沖へ出て、世界でも屈指の美しさを誇るという澎湖外洋の巨大な珊瑚礁を見に行くのです。スウェットスーツをか・な・り着慣れていない私。

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あいにく水中カメラを持っていなかったので、あのめくるめく「死ぬほど」美しい珊瑚礁の写真は撮れなかったのですが、こんなブルーの珊瑚を始め、色とりどりの熱帯魚や珊瑚が次々に目の前に現れて、本当に素晴らしかったです。

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https://www.excitingpenghu.com.tw/tours/idx_18

珊瑚礁を堪能したあとは、ちょうど引き潮の時刻になって、潮が満ちているときは見られない岩礁に上陸します。

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岩場のくぼみに、小さな魚や海の生き物が数多く観察できます。インストラクターの青年がヒトデを手に乗せてくれました。

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この岩礁はその景観と学術的な価値の高さから、許可された人しか上陸できないそうです。この旅行社はかなり昔からこうしたツアーを企画・実施していて、その際に岩礁などの自然保護につとめ、ボランティアで清掃活動などをしてきた実績を評価されて、澎湖縣から特別に上陸許可をもらっているとのこと。「他の旅行社は船から眺めるだけですけど、うちはこうやって実際に目の前で体験できますから!」と胸を張っていました。

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帰りの船のデッキで、アイスキャンディーが配られました。疲れた身体に甘い物が沁みます。

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馬公の港に戻る途中、美しい澎湖の夕日を眺めることができました。

インストラクターの青年たちがとても明るくて元気で、こちらも本当に元気になり楽しめました。あああ、仕事をリタイアしたらこういう所で暮らしたいです……。

旅行社の老闆(ボス)が「日本人のお客さんはまだ少ないけど、これから増えるのを期待してる」と言うので、一緒に行った宿のマネージャー氏が私に「あんた、澎湖に移住して、この会社の専属通訳者になればいいじゃん」と言ったら、老闆から即座に「わはは、日本人なんて給料高くて雇えないよ!」と混ぜっ返されました。