インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

フィンランド語 1 ……入門

フィンランド語を学び始めました。中国語も英語もまだまだなのに、なんでまた? とまわりからは聞かれます。フィンランド語って、基本的にフィンランドだけでしか通じないんでしょ? だったらもう少し「使いで」のある言語にすればいいのに、と。

それはまあそうなんですけど、今回は「外語学習とは、母語との往還を通して、母語では描ききれない世界を知り、自分の母語での思考に質的な変化を起こすこと」というのを自分でもういちど検証・実感してみたかったのです。つまり外語を学ぶのは、その外語が話せるようになるという「実利」以上に、自らの母語をより深めるためなのだというスタンスです。

それはそれとして、メジャーな言語、例えばフランス語やイタリア語やドイツ語を学んでもいいんですけど、どうせなら(?)もっとマイナーな言語、それもアジアのじゃない言語を……と考えて、フィンランド語にしてみました。いやほんと、単なる思いつきです。

教科書は、これです。

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Suomea suomeksi 1 - Olli Nuutinen - kirja(9789522225702) | Adlibris-verkkokirjakauppa

発音

フィンランド語の発音は、それほど難しくなさそうです。基本的には、いわゆる「ローマ字読み」でいいみたい。アルファベットにあたる“Aakkoset(アーッコセット)”は、jがeとiの中間みたいな音、rが巻き舌っぽくなること、yが中国語のウムラウトみたいな音、それにä(aとeの中間みたいな音)、ö(eとoの中間みたいな音)があるくらいで、あとはすぐに読めるようになりました。

数字

まず0から10までを覚えました。
0 nolla
1 yksi
2 kaksi
3 kolme
4 neljä
5 viisi
6 kuusi
7 seitsemän
8 kahdeksän
9 yhdeksän
10 kymmenen

11から19までは、1から9のあとにtoistaをつけるだけ。
20は、2+10で、kaksi+kymmenenですが、ちょっと変化してkaksikymmentä。つまり20以上の“10”はkymmentäを使えばいいということですね。これで99まで行けます。たとえば87なら、kahdeksankymmentäseitsemän(長い!)です。

簡単な挨拶

おはようございます Hyvää huomenta.
こんにちは Hyvää päivää.
こんばんは Hyvää iltaa.
おやすみなさい Hyvää yötä.
さようなら Näkemiin.
じゃあね Nähdään.
ありがとう Kiitos.
どういたしまして Ei kestä.
はじめまして(知り合えてうれしいです) Hauska tutustua.
こちらこそ Samoin.
すみません Anteeksi.
乾杯! Kippis!
Kiitos(キートス)は映画『かもめ食堂』でも何度か聞きいたような気がします。

フィンランド語は「膠着語」で、語順よりも、多様な格変化で話す言語だそう。その点では日本語に似ていますね。さあどうなることやら。まあ「就職に有利」とかいう理由ではまったくない語学なので、気長に楽しみながら学んでいこうと思います。さて、母語(日本語)に新たな質的変化は起こるでしょうか?