フィンランドのヘルシンキ空港はびっくりするくらい日本語を話している方が多くて、空港内のサインシステムにも日本語(あと中国語と韓国語も)がデフォルトで載っていました。人気あるんだなあと思ったら、ほとんどの方がここで乗り換えて欧州各地へ向かうみたい。フィンエアーは「ヘルシンキはヨーロッパの玄関口」を売りにしているようですね。ヘルシンキ空港で降りた方はとても少なかったです。
https://www.finnair.com/jp/jp/reasons-to-fly-finnair
日本からフィンランドって、北極圏を通る直線距離だと意外に近いので(九時間くらい)利用する日本の方が多いんですね。とはいえ、私は時差ボケ対策のために機内で全く寝なかったので眠い眠い。ヘルシンキ市内に着いたらもう夕方で、今日は夕飯だけ食べて早めに寝ることにしました。
トラムに乗って、とりあえず「ど定番」のサーモンとミートボールを食べに行きました。お店は老舗(らしい)の「Kolme Kruunua(コルメ・クルーヌア)」。地元の方にも観光客にも人気のお店らしいです。
サーモンのスープは、鮭肉のほかにジャガイモがごろごろ。クリーム味で家庭料理的かつ素朴なひと皿。iCloudのマークみたいな形のパンも一緒に出されましたが、酸味のある、ポンパニッケルの軽い版といった感じで、スープによく合いました。
ミートボールは、でっかいのがどーんと五つ。中央のマッシュポテトもどっさり(溶かしバターがかかってる)。つけ合わせのビーツとキュウリのピクルスもたっぷり(ピクルスはポリポリ感のない、古漬け風でした)。見た目よりかなりボリュームがあります。これだけでお腹いっぱい。お味はこれまた素朴な家庭料理系でした。
特にこの土地ならではの美味! というわけでもないのでしょうけど、地元の人たちが飲んだり食べたりしながら談笑している中に紛れ込んで食べるのは(たまたまでしょうけど、観光客らしき方は皆無でした)なかなか楽しかったです。次に来ることがあったら、メニューにあった“Reindeer(トナカイ)”のソテーなどを食べてみようかな。