インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

しまじまの旅 たびたびの旅 12 ……澎湖諸島へ

高雄に戻って、ほんの思いつきで、以前から行ってみたかった澎湖諸島へ飛んでみることにしました。高雄の小港空港から澎湖の馬公空港までプロペラ機で40分ほどです。

f:id:QianChong:20170322170917j:plain

澎湖諸島は台湾と中国大陸の間にあって、中心都市の馬公氏がある島を中心に円環状に島々が連なり、その周囲にも大小様々の島が点在しています。この円環、たぶん大昔のカルデラだと思うんですけど、どうなのかな。

澎湖諸島 - Wikipedia

島には高い山が全くないので、どこまで行っても平べったい土地、という印象で、そのぶん空が大きく感じます。そして山がないためか吹き渡る風が強く、草木が一定方向に傾いている場所があって面白いなと思いました。

f:id:QianChong:20170323174708j:plain

お宿はネットでテキトーに見つけた、民家を改造した民宿。空港からタクシーを使いましたが、どんどん寂しい風景になっていくので「これは失敗したかも……」と不安になりました。だって周囲には民家が点在しているだけで何もないんだもの。夏の観光シーズンは海水浴やサーフィンなどをする人々で沸き返るそうですが、この時は早春で、宿の女将さんも「今どき予約が入ってびっくりしたわよ〜」だって。

f:id:QianChong:20170323065450j:plain

牛もいたりして。

f:id:QianChong:20170323170656j:plain

でもまあ、特に何をするというわけでもない旅ですので、数日のんびり過ごすことにしました。例によって宿泊客は私以外に誰もいないので、この大きな「ペンションふう(懐かしい)」でメルヘンチックなお部屋を使わせてもらいました。共用スペースのキッチンも使い放題です。

f:id:QianChong:20170322193114j:plain

女将さんが自転車を貸してくださったので、近くのコンビニやスーパー(農協の直売所みたいなの)に食糧を買い出しに行きました。なんでも澎湖諸島の土壌は特殊で、そこで育つ野菜も独特の味わいなのだとか。「澎湖産と書かれている野菜を買うといいよ」と言われたんですけど、売られているのはほとんど台湾本土から運ばれたものでした。

翌朝、近くの海岸まで出かけてみました。さすがシーズンオフ、体操をしている近所のおっちゃん以外、誰もいません。私は旅行するならこういうだ〜れもいない所が大好きなので、「意外に失敗じゃなかったかも」と気を取り直しました。

f:id:QianChong:20170323063254j:plain

威厳のある「わんこ」もいました。

f:id:QianChong:20170323061624j:plain