インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

しまじまの旅 たびたびの旅 8 ……豆皮と池上弁当

池上の水田の近くで静かな一夜を過ごした後、朝ご飯を食べに「大池豆皮店」に行きました。宿から歩いて数分。駅前でこの宿を管理しているカフェの若いスタッフが「も〜絶対におすすめ! ぜひぜひ!」と絶賛していたお店です。商店街からは遠く離れた、住宅街のはずれに忽然と現れます。

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お店、というより家内制手工業的な食品工場といった趣ですね。早朝一番に参上したので、客は誰もおらず、一瞬営業してないのかと思いましたが、中をのぞくとご家族総出で仕込み中でした。

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とりあえず「豆皮」と「豆漿(豆乳)」を注文しました。「豆皮」は湯葉を折りたたんでカリッと焼き上げたようなもの。香菜が乗っています。すると、これから配達に行くというお女将さんがヘルメットかぶりながら「豆花は注文しないの? うちの豆花はハッキリ言って世界一おいしいよ!」と豪語するので、じゃあそれも、ということになり、ご覧の通りの大豆づくしとなりました。「豆花」は台湾ではおなじみの、ごくごく柔らかいできたてのお豆腐です。甘い黒糖味のシロップがかかっています。

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豆乳も豆花もできたてで本当においしかったのですが、この「豆皮」が絶品。奥の工場では豆乳を温めて次々に湯葉を引き上げていましたが、それをどうやってこんな感じのクリスピーなパイ生地的仕上がりに持っていくのか。とにかく、本当に独特でおいしい朝ご飯でした。カフェのスタッフの言った通りです。

宿をチェックアウトして、歩いて池上駅に向かい、列車に乗り込む前に駅前で名物の「池上弁当」を買いました。これももともとは駅のホームで売られていたもののようです。レトロな包み紙がかわいいです。

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中身はこんな感じ。福隆駅の弁当に負けず劣らずおいしかったですが、写真をTwitterに上げたら、「野菜がミックスベジタブルなのはいただけない」というコメントをもらいました。まあ確かにここだけちょっと「手抜き感」が醸し出されちゃうかもしれないですね。

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列車に乗ってから食べようと思ってたんですけど、結局乗り込む前に完食してしまいました。