インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

しまじまの旅 たびたびの旅 6 ……肉圓と鵝肉と麻糬

各駅停車で花蓮までやってきて、次の南下する各駅停車の発車までちょっと時間があったので、雨の中、花蓮の街をぶらぶらしました。とはいえ市の中心部まで行くほどの時間はなく、駅近くの住宅街を歩き、人の家の裏庭のようなところを通り抜け、線路のガードをくぐった先にあったのが「肉圓(肉丸)」のこのお店。かなり入りにくそうな外観ですが、お店のおじさんはとても親切でした。

f:id:QianChong:20170321110755j:plain

肉圓は台湾でポピュラーな軽食で、豚肉や筍、椎茸なんかの入った具がゼラチン状というか餅状というか、とにかくもちもちした生地に包まれており、それを油で揚げて碗に取り、ハサミで十字に切って甘辛いソースがかかっている……という、なんとも説明に窮する、でもおいしいたべものです。

f:id:QianChong:20170321105835j:plain

雨の日の昼下がりで、私の他に客は誰もいませんでしたが、時折ガードの上を駆け抜ける列車の音が聞こえてきてしみじみ「フツーの暮らし」的な風情のあるお店でした。

そこからまたあてどもなく歩いていると、「鵝肉先生」というお店が。ここは旅行前にネットで見たことがあったので、入ってみました。

f:id:QianChong:20170321115418j:plain

一人旅なので食べきれるかなと思ったのですが、逆に「一人なんですけど、どうやって注文すればいいですか?」と聞いたら、じゃあ半羽を切ってあげるから、あと何か主食でも頼めば? とのことでそのおすすめに従いました。

f:id:QianChong:20170321114126j:plain

「鵝肉」はガチョウの肉ですね。イメージしていたほど「ジビエ」っぽい感じはなくて、食べやすい味でした。こちらは人気店なのか、店内ほぼ満員の盛況でした。

食べ歩きしていたら各駅停車の発車時間が迫っていたので、帰りは駅までタクシーで。花蓮駅前で名物の「麻糬」(日本の大福によく似ています)を買い込み、さらに南下する電車に乗りました。

f:id:QianChong:20170321124506j:plain

先日花蓮近郊を中心とする大きな地震がありましたが、お店の皆さんは大丈夫だったかしら。奉職している学校に花蓮出身の学生がいるので実家の様子など聞いてみましたが、ケガなどはなかったけれど家の中の家具などが激しく倒れたとのことでした。無事を祈ります。