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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

麻痺のその後

突発性の顔面神経麻痺、発症から一週間が経ちました。

経過はほぼ横ばいです。昨日再受診してきましたが、その際の「40点法」による評価は12点。先週が18点でしたから悪化しているようですが、この症状は最初の一週間から十日ほど、治療や投薬にかかわらず悪化して、それから漸次回復していくのが一般的だそうです。

一応脳の損傷などの可能性も疑ってMRIを撮ってもらいましたが、結果はシロ。「脳の萎縮も損傷も病変等も全く見られません」とのことでした。いや、あったらブログなんて書いてる場合じゃなくなっちゃいますが。水疱等も見られないので、典型的な「ベル麻痺」だそうです。ベル麻痺より重篤な「ハント症候群」の可能性もゼロではないけれども、現時点ではたぶん違うでしょうとのこと。

麻痺は無くならないものの、この状態で食べたり飲んだり喋ったりすることにかなり慣れたので、生活にあまり不自由は感じなくなりました。顔はちょっと見にはあまり分かりませんが、眼の大きさが左右で違って見えます。というか、麻痺して動かないので、左半分の顔が「素」の状態。右半分の顔を隠すと表情が消えちゃいます。

あと、笑うと右の眉や口角しか上がらないので、かなりムリした感じになります。そう、往年のビートたけし氏が「うへへへへ」と笑ったときみたいな感じ。氏も確か、バイク事故による「外傷性顔面神経麻痺」を発症されてたんでしたよね。今ではほとんど回復したようにお見受けしますが。

麻痺の状態にも小さな波があるようで、特に瞼は閉じにくくて眼が乾燥することもあれば、ほとんど問題ないときもあります。閉じにくいときだけ眼帯をしています。眼帯って、何十年かぶりでつけたけど、ものすごく原始的な道具ですね。最近は片目にぺたんと貼り付ける大きな絆創膏状のものがあるそうなので、ネットで注文したところです。「目は口ほどにものを言う」といいますけど、本当にそうですね。眼帯をつけているとそうでもないけど、眼帯を外すと、とたんに「ああ、麻痺だなあ……」という雰囲気になります。

あとは、どれくらいで回復するかです。これだけはお医者さんも読めないそうで、人によって数週間から数ヶ月、長くなると年単位になるそうです。しかも完全に回復するのか、若干の後遺症的なものが残るのかも現時点では分からないとか。

顔面の神経が復活したときに筋肉が衰えていると困るので、リハビリをしています。目を閉じたり、眉を寄せたり、頬を膨らませたり、「イーッ」と口を引いてみたり。要するに「40点法」で試される一つ一つの動作ですね。その他に、二日に一度、近所の診療所へリハビリのためのマッサージをしてもらいに行っています。

友人・知人から様々な体験談や励ましをいただき、評判のよい病院や治療院を紹介してもらいました。本当にありがたいです。何だか今回のことで、いろんなものが吹っ切れちゃった気がするので、もうこうなったら、片っ端から試してみたいと思っています。