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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

義父と暮らせば11:詰まりました

のっけから尾籠な話題で申し訳ありませんが、日曜日にうちのトイレが詰まりました。というか溢れました。お義父さんが「おおきいほう」で使ってて、何をどうしたんだかは未だに不明ですが、とにかくたいへんなことに。

私は二階で仕事をしていたんですが、階下がただならぬ騒動なので降りてみると、上記のような惨状を呈しておりました。細君もかなりパニックに陥っておりましたが、私が「ラバーカップ」はないか聞くと、お義父さんが「ある」というので、納屋へ取りに行ってもらいました。

いえいえ、そんな、自分だけクールに対処したみたいな嘘はいけません。「ラバーカップ」というのは、私が今ネットでぐぐって初めて知った名称です。

ラバーカップ - Wikipedia

実際には、私も半ばパニックに陥りながら腕を上下に激しく振るジェスチャーとともに「スッポンない? スッポンっっ!」と叫んでいたと思います。スッポンというかギュッポンというか、柄の先にゴム製のお椀みたいなのがついたアレですね。

で、お義父さんが持ってきた「ラバーカップ」ですが、もう何十年も前に買った物らしく、ゴムが硬化していて使い物になりませんでした。それで私が近所のホームセンターに車を飛ばして……私はこの時初めて「ラバーカップ」には単純なお椀型の「排水口用」と、底が出っ張ってマッシュルームみたいな形になっている「トイレ用」の二種類があることを知りました。勉強になります。

そして……文字にするのもはばかられるような悪戦苦闘の末、詰まりは解消されました。あああ、よかった。

お義父さんは徐々にではありますが、様々な行動がおぼつかなくなったり、目の前の状況が分からなくなったりしてきているようです。同居を始めて半年も経っていませんが、細君によれば以前なら絶対になかった「水道の蛇口の閉め忘れ」や「ドアや門扉の閉め忘れ」、「ゴミ箱以外の場所にゴミを捨てる」などの行動が目立つようになってきました。

私がちょっと気になっているのは、食事の際に無表情になってきたことです。うちは三人とも生活や仕事のパターンが異なるので、一緒に食卓を囲むのは夕飯だけなんですが、お義父さんは食事中ほとんど喋らなくなりました。黙々と食べて、食後の薬を飲んで、お茶をくれと言って、部屋に引き上げます。

食欲は落ちてないようですけど、時にごっそり食べたり、時にかなり残したり。食べ残しに、食後の薬を飲んだあとの水をざあっと流し込まれたりすると、思わず心が折れそうになってる自分に驚いたりして。いや、まだまだ修行が足りませんね。