インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

喜多流職分会十二月自主公演能

 能「女郎花」、狂言「仏師」、能「葛城」、仕舞「邯鄲」、能「猩々」という盛りだくさんの内容。場内ぎっしりでした。どれも素晴らしかったけど、やっぱり今練習している「猩々」が一番興味深かったです。
 ワキのセリフ「これは唐土かね金山の麓/揚子の里に高風と申す民にて候…」というの、プロがやると何というか、あんなに「滋味深く」なるんですね。それから仕舞の部分の舞も実際に面と装束を着けて舞うときにはかなり抑制された動きになってます。
 売店が出ていて、これまたAmazonではひっかからないマイナー本「入門者の知識」というのを入手しました。