インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

もう一度

  入門のクラスを再受講しています。多忙にかまけてあまり復習ができなかったということもあるんですが、入門クラスの教授法にも興味があるので。前期の先生は日本人でしたが、今期はフランス人です。

  前期の先生は教科書の中で重要だと思われる部分を選んで教えていくスタイルでしたが、今期の先生は教科書の最初から順番に全部練習していくというスタイルのようです。発音はほとんど具体的な練習なしで、どんどん口まねさせていきます。前期もそうでしたが、中国語の入門段階のように、この母音は口の形がこうで、舌の位置がこう、というような指導はやらないんですね。

Vocabulaire de la classe

  教室でよく使う表現、“課堂用語”ですね。できるだけ日本語を使わず、これらの表現を使って意思表示するよう言われました。また“OK?”とか“Ça va?”などと聞かれたら、“Oui!”とか“Ça va.”などと返すように、それからお互いの目を見て話すようにとも言われました。日本人は一般的にこれがとても苦手ですが、授業の最初にこう指示するのはとてもいいですね。

挨拶

  “Enchanté(e)!”“Bonjour!”“Comment allez-vous?”“Salut!”“Ça va?”“Au revoir!”“À bientôt!”など。これは前期の授業では一般的な常識として割愛されていました。この学校では、どうやら大まかなカリキュラムというか授業の進度だけ決まっていて、授業の細かい内容は教師に完全に一任されているようですね。いや、うちの学校もそうですが。

自己紹介

  “je m'appelle 〜”と“J'habite à 〜”。
  この二つを言ったあと、相手にも問いかけるのですが、英語の“and you?”にあたる表現“et vous?”と“et toi?”は相手との近しさ・親しさの違いで使い分けるという点を特に強調していました。またこう聞かれて自分のことを言うときには必ず“Moi(私は)…”をつけること、しかもこれは「あなたではなく私が」ということを意識的言うためだと繰り返し強調していました。
  また“J'habite à Tokyo, et toi?”と聞かれて、自分も東京に住んでいる場合、必ず“Moi aussi(私も)…”をつけなさいと強調していたのも印象的でした。この彼我の違いをきっちりはっきり意識せよという指示が、いかにもフランス人だなあと思います。

数字

  0から5まで。指文字と一緒に。
  フランス人の先生は完全にダイレクトメソッドというわけではなく、かなり日本語での指示が入っています。日本人学生も、ペアになって練習するときには日本語を話してしまいます。留学時のように、完全に学習言語だけで授業を展開するのは難しいですね。