インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

何語を話すか言う

数字

  21から31まで。これで日付が言えるようになりました。日付は数字の前に“le”をつけます。
  これ以後の数字、69まではほぼここまで習った言い方の組み合わせだそうです。

ディクテーション

  初めて「書き取り」課題が出ました。フランス語は発音しない綴りが大量にあるので、ずいぶん間違えました。

何語を話すか言う

  Vous parlez quelle langue? ――Je parle japonais, chinois, un peu anglais et un peu français.
  “un peu”は“一点儿”。事物を列記して、最後の一つ前に“et”を入れるのは、英語の“and”や中国語の“和”と同じですね。

動詞の活用

  フランス語には動詞の活用にいくつかパターンがあるそうですが、そのうち一番多い第一グループの動詞について、活用のパターンを覚えました。
  “parler(話す)”のように、最後が“-er”で終わる形の動詞です。
  私 Je parle japonais.
  あなた Tu parles japonais.
  彼/彼女 Il/Elle parle japonais.
  私たち Nous parlons japonais.
  あなたたち Vous parlez japonais.
  彼ら/彼女ら Ils/Elles parlent japonais.
  “parl”が語幹で、人称と単複数によって活用していますが、このうち、私(-e)、あなた(-er)、彼/彼女(-e)、彼ら/彼女ら(-ent)はいずれも同じ発音です。
  否定形は動詞を“ne”と“pas”で挟みます。すなわち“Je ne parle pas italien.(私はイタリア語が話せません)”のようになると。国籍を言う際の男性形が、そのまま言語名にもなっています。
  また「あなた」は、初対面や関係が疎遠なうちは“vous”、親しくなると“tu”に切り替えたり、そうでなかったりするそうです(個人の感覚の問題)。中国語の“您”と“你”みたいなものですかね。
  もう一つ、第一グループの動詞で“habiter(住む)”の活用。
  J'habite à Tokyo.
  Tu habites à Tokyo.
  Il/Elle habite à Tokyo.
  Nous habitons à Tokyo.
  Vous habitez à Tokyo.
  Ils/Elles habitant à Tokyo.
  “je”は“habite”の“h”があることでエリズィオンが起こり、“j'habite”となります。アポストロフィは“e”を省略した印。また“h”は読まれないため“tu”以外はリエゾンが起こり、“Il habite(イラビットゥ)”や“Nous habitons(ヌザビトン)”のようになります。
  “parler”では単数形の“ii/elle”と複数形の“ils/elles”では全く同じ発音になって区別がつきませんでしたが、“habiter”の場合は複数形の“ils/elles”でリエゾンが起こって“Ils habitant(イルザビットゥ)”となるので、単複の区別がつくようになります。
否定形では“ne 動詞 pas”の“ne”と“habiter”がエリズィオンを起こすので……
  Non,je n'habite pas à Tokyo.
  ……のようになります。
  う〜ん、一気にややこしくなってきました。第一関門というところですね。