インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

見つからない

  仕事で仕入れなきゃならない書籍はあらかた片付いたので、自分の欲しい本を探しに書店へ出かけました。が、例えば“当代中国小説”のコーナーでお目当ての本を探そうと思っても、なかなか見つかりません。
  なぜだかはよくわかりませんけど、膨大な書籍がタイトル順でもなく作家順でもなく出版社別でもなく、ただどわ〜っと並んでいるんです。だから広い売り場を端から端まで見て歩かなければなりません。一応「青春小説」とか「紀実小説」とか「純文学」といった大まかなくくりで分かれてはいるようですが。しかも床に座ったり本棚に寄りかかったりして立ち読み(座り読み)をしている「お行儀の悪い客」が多いこと。そのたびに「ちょっとすみません、どいてくださいな」と頼まなければなりません。
  最初から誰それのこの本と決まっている場合にはリファレンスサービスで探してもらえばいい……というか、ネットで買えばいいんですけど、例えば「この作家の新刊が出ていないかな」などと思って書店に来るような場合、探しようがないわけです。
  また、ある作家の「○○」という作品が入った本を探す、というのも至難の業です。リファレンスサービスでは本のタイトルしか表示されないので、作品名=本のタイトルでない場合は引っかかってきませんから。
  なぜこんな陳列のしかたをするんでしょうね。台湾の書店では作家名のボポモフォ順に並んでいた記憶があるんですけど。