インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

つけ麺

  昼ご飯につけ麺を作りました。あり合わせの野菜を刻んで少々濃いめのスープでごった煮にして、別に生の中華麺や細めのうどんなどを茹でておいて、つけ麺ふうに食べるのです。手を抜きたい時によく作ります。ラーメン屋の「つけ麺」はたいがい「肉々しくて脂っこい」のが多いですから、こういう野菜たっぷりのつけ麺が食べたくなるのです。
  私はかねてからラーメン屋のつけ麺に割り切れないものを感じます(なら食べなきゃいいんですけど)。
  1.スープが濃すぎる。
  2.スープがどんどん冷めていく。
  1は、麺に絡んだ水分がスープを薄めていくから、あらかじめ濃いめに作っておくということなのでしょうね。最後に「スープ割り」する楽しみもあるんでしょう。でも私はスープ割りは要らないから、そのぶん最初から薄味に作ったつけ麺があればいいなと思います。血圧も高めですし。
  2はつけ麺最大の弱点です。水で洗った麺が、スープの温度をみるみる下げていくので、食べ進むほどにおいしくなくなります。これは断言してもいいですけど、日本のラーメンが大好きな中国や台湾の人たちも、つけ麺だけはひそかに「あれはいただけない」と思っているはずです。つけ麺の、食べ終わり近くの、あの中途半端な温度はチャイニーズのDNAからすれば到底受け入れがたいはず。
  世の中には「あつもり」というのもありますが、あれはあれで麺がどんどんのびるので、落ち着いて食べちゃいられません。ま、私は中国人の同僚に「狼吞虎咽*1」と評されたがさつな人間ですから、もとより落ち着いて食べちゃいませんが。
  旅館などで使われている、小さなコンロみたいなのがありますよね。あれでスープを保温しつつ食べられるようなつけ麺があってもいいのにね。なぜ誰もやらないんでしょう。

*1:「がつがつ食べる」、「極端な早食い」の意。