インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

終了

  二年半の間担当してきた某華流エンタテインメント系テレビ番組の字幕仕事が、今年度、つまり三月いっぱいで終了することになりました。
  この四月からは番組の編成が大幅に変わって、字幕も制作会社内でよりスピーディに対応していきたいからとのこと。もともと効率やコストの観点から我々個人営業の翻訳者にアウトソーシングされてきた字幕翻訳ですが、昨今はむしろ社内で「一貫生産」したほうがむしろ効率的という判断に傾いたようですね。
  う〜ん、高額な字幕制作ソフトを導入したのは、この会社の仕事が継続して受注できるからだったのですが、ちょいと当てが外れました。現時点でその初期投資はすでに回収しているとはいえ、この業界もごたぶんにもれず生き残るのは厳しいですねえ。でもまあ、時にユンケルを投入しながらの徹夜もままあったこの仕事、なかなかエキサイティングで楽しかったです。
  実はこの番組、マイナーなBSデジタル放送でしかオンエアされていないので、字幕を担当していながら一度も見たことがありませんでした。が、先日引っ越したマンションには作り付けの地デジ対応テレビがついていて、何と、このチャンネルが見られるではありませんか。初めてエンディングのクレジットタイトルに流れる自分の名前を見ました。