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インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

異論暴論

  最近スターバックスに「フィローネ」というサンドイッチのシリーズが登場しました。
  買うと必ず「温めますか?」と聞かれます。スタバで食べ物を温めると例外なく後悔するので断ると、「えっ、よろしいんですか?」とかなり驚かれます。「召し上がる時に必ず温めてください。おいしいですから」とテイクアウト時に念を押されたこともありました。
  断言します。あれは温めちゃいけません。堅いパンのまま食べるのが正解です。温めるとフニャフニャのパンになって、食感が悪くなります。ちなみに、これもスタバの「温めますか?」アイテムであるシナモンロールも温めちゃいけません。
  だいたいですね、世の中ふわっふわのパンが多すぎるんです。例えば大手製パンメーカーの食パン。あれはパンじゃありません。小麦粉を練って物理的に許される範囲で最大限にまで膨張させた「霞」のような食べ物です。パンというものは、本来もっと歯ごたえのある食べ物なんです。
  映画『かもめ食堂』をフィーチャーした某大手製パンメーカーのCMがありますが、あのCMに出てくるサンドイッチは、おいしそうな具に比べてパンがあまりにも貧弱です。北欧の人があんなパンで満足するはずがありません。行ったことはありませんが。
  じゃあどんなパンならいいのかって?
  う〜む、そう言われると困りますけど……。私は、食事用のバケットやカンパーニュなら、「ヴィロン」とか「ポール」などで売っているようなパンに満足感を覚えます。あと「木のひげ」とか。
  でも「ポール」って、実は上記の「『かもめ食堂』をフィーチャーしたCM」のメーカーが経営母体なんですよね。