インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

澳洲首相陸克文

  オーストラリアのラッド首相が訪中し、北京大学で中国語の講演をしていた。YouTubeではまだほんの一部しか見つからないけれど、とても流暢な中国語だ。

  「中国語が流暢だと言われるけれど、お世辞ですよね。だって中国にはこんな格言がありますから」と前フリした上で、“天不怕,地不怕,只怕老外說中國話*1”だって。わははは。
  別のこのインタビューでも、とても自然にしゃべっている。中国のメディアが“西方第一個講中文的領導人*2”と持ち上げて喜ぶ気持ちも分かる。

  でもチベット問題に関する発言では、さすがに原稿を読んでいた。そりゃそうだわな。

  ところで、二つ目のインタビュー映像、インタビュアーのニュースキャスター(?)氏がやけに「エラソー」なのはなぜ?
  「エラソー」と言えば、三つ目の映像にも出てくるけれど、ここ数日テレビに登場している中国外交部スポークスマン姜瑜氏の、人の心を萎えさせる高圧ぶりも相変わらずだ。
  お節介と思いつつ毎度ご提言申し上げているけれど、もう少し人間味を感じさせるよう努力すべきだよ、彼女と秦剛氏のスポークスマンコンビ。彼らが語るほどに中国の国益を損なっているような気がするのだが。

追記

  二番目の映像を最後まで見て分かった。件のキャスター氏は、どうやら長いつきあいの友人らしい。

追記・その2

  ChinesePodのMedia最新号がこの話題を取り上げている。ラッド首相が話す中国語の細かな間違いを指摘していて、でもそれが少しもイヤミではなくてよい。こんなふうに指摘してくれる友人がいたらうれしいよなあ。
澳洲总理秀中文

*1:この世に恐いものはないが、ガイジンが中国語を話すのだけは恐い。

*2:「西側」初の中国語を話す首脳