インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ケータイ単語帳

  ある分野の知識を短期間で大量に覚えなければならなくなって、なぜだか文具店で単語カードを購入してしまったのだが、いざカードを作ろうと思って手が止まった。
  カードを作っても、後で使い回しがきかない。そういえば、通訳仕事のグロッサリー作りでも、手書きの単語帳を作ったことなどほとんどない。全部エクセルだ。ううむ、なぜ単語カードを買ってしまったのだろう。

  確かに書くことで覚えるということは、ある。日々パソコンを使っているからもとより字を書かなくなっている。それでも、どうせカードを作るなら、後で使い回しがきくようにと考えてしまう。エクセルファイルにしておけば、パソコンで好きにソートしていろいろな覚え方ができる。誰かに提供することもできる。
  本当は外に持ち出していつでもどこでも使えるといいのだが、いまのところ唯一の電子単語帳である「メモリボ」は、まったくもって使えない。中国語の簡体字繁体字はもとより、ドイツ語のウムラウトやフランス語のアクサンなども表示できない。英単語以外はお断りというふところの浅さだ。
  最近になって、表示できる文字数がぐんと増えた「メモリボ・ダブル」が発売されたのだが、これがまた輪をかけて使えない。文字数を増やしたということは、単語の一対一対応以外の用途を想定したはずだ。例えば資格試験などで「○○について説明せよ」といった問題に対応して、長い文章の答えを表示させるといった用途。なのにこの「メモリボ・ダブル」は、この長文カードがシャッフルできない。項目を選んで表示させるだけ。単なるメモ帳ですか。アトランダムに、しかも未習熟度にしたがって*1出題されるところにこうしたカードのメリットがあるんじゃないか*2。「ダブル」を開発した意図がよく分からない。
  憮然としていたら、後日ネット上でこんなサイトを見つけた。
単語帳ドットコム http://www.tango-cho.com/
  これは素晴らしい。エクセルから一括して取り込めないのが難だが、自分の作った長文カードから、アトランダムに、未習熟度にしたがって出題される。さらに素晴らしいことに、携帯電話からアクセスできる。携帯では特殊な文字が出ないので中国語などの学習には使いにくいけれど、資格試験対策などにはぴったりだ。

*1:覚えていないものほど出題される確率が高い。

*2:文字数の少ない単語帳の方はこの機能がある。