インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

「英」リニューアル

  近所のとんこつラーメン屋「英(ひで)」。久しぶりに行ったら、メニューが一新されていた。
  「白いとんこつ(従来のものか?)」、「赤いとんこつ(味噌とんこつ)」、「黒いとんこつ(マー油入り)」というラインナップ。「黒いとんこつスペシャル」を注文。「スペシャル」というのは、味玉、海苔+めんたい、メンマ、ネギ、チャーシュー、角煮がのったいわゆる「全部のせ」だ。
  運ばれてきた時はその豪華さに「わあっ」とうれしい気持ちになるが、具がそれぞれに主張しすぎていて、著しくバランスを欠く感じ(なら「全部のせ」など頼むなというところだが)。めんたいもマー油入りのスープも塩辛く、油もたっぷりなので少々胃もたれがする。今度はシンプルなのを頼もうと思う。
  それにしても、かつての端正な「英」の印象がずいぶん変わってしまった。「白・赤・黒」のラインナップといい、昨今流行の半熟味玉(かつてはハードボイルドだった)といい、時流に迎合しすぎではないか。食べ飽きないのが「英」の最大の魅力だったのだが、これでは確実に食べ飽きる。
  以前は出ていたおしぼりも出なくなったし、三人いた店員さんはいずれも新顔で接客に慣れていない様子だった。
  非常に残念だ。個人的にはもとの「英」に戻ってもらいたい。日曜日の正午にはいつも行列ができていたのに、この日は客が非常に少なかったのも気になる。