インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

通訳スクール

  ゲストを二人お迎えして、インタビュー形式の取材。生徒が交代でインタビュアーになり、日本語の質問は逐次通訳で、ゲストによる中国語の回答はウィスパリングで。
  ゲストのお二人は、それぞれ大陸と台湾の大学で教えてらっしゃる通訳や言語学の専門家。もちろん日本語も素晴らしく堪能だから、訳出をモニターされる我々としてはどえらく“尷尬(ばつが悪い)”なシチュエーションだ。
  このスクールは時々こうしてゲストを招いて、臨場感あふれる訓練を企画してくれる。他のスクールにも通ったことがあるけれど、こういう企画をやっているスクールはここだけだ。通訳訓練は、往々にして現場のリアリティに欠けるものなので、こうした企画はとても楽しい。