インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

通訳スクール

  先週の続きで、座談会や対談の通訳。同じようにキーワードのクイック・レスポンス、キーワードを使った短文(あらかじめ用意しておく)によるメモなし逐次通訳のあと、メインの逐次通訳、その後音声にところどころポーズを入れながら*1の同時通訳。
  実際の座談会を語学テキストとして整理したものらしいので、冗語が全くない上に、どちらかというと語り口が平板で、しかも早口。記憶やメモがなかなか追いつかない。それで、発言全体をぐわっと大づかみに捉えるよう意識して、とにかく体裁が整った発言に聞こえるよう訳をひねり出す。あとで確認したら、大幅に創作というか改竄していた部分がいくつもあった。
  それでも自信ありげに、いかにも発言の全てをカバーしてますぜ私は、という顔と声で訳出すれば、あまり聴衆にバレない(こらこら)。両言語に通じた人がいたら、一発でアウトだが。

*1:こうすると訳出のための時間が増えるので、負荷が軽くなる。