インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

現在官僚系もふ(6)

現在官僚系もふ(6)
  安倍新政権が成立直後に中国訪問だ、北朝鮮の核実験だと世の中が動いているなかでは、現実離れにも一段と拍車がかかってしまうが、いちおう第五巻から始まった「対中ODA『外務省』編」の続きなので、読む。

  中国としては、ODAの大半を占める「有償援助」は使い道を限定される上に利息がつく、「一般無償援助」は箱モノにばかり使われる、それに対して「草の根無償援助」は実質的に貧しい地域に投入でき、政府への不満のガス抜きに利用できる……で、「草の根」以外すべてのODAを止めちゃいましょ、という筋書き。しかも、日本側もそれを中国が「崩壊」したあとの親日感情をあらかじめ醸成しておくためのベースにできる……って、日本のマンガは本当にいろんな試みがあっていいね。
  今回も摩訶不思議な中国語が登場。“勿论,不免费说。”だって。「むろん、タダでとはいいませんよ」とルビが振ってある。せめて“当然,不说免费。”だったら、なんとかかんとか、なんだけど。誰が監修しているのか。