インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

唱得很搞怪

  近々友人数名とマイク103にカラオケを歌いに行く予定。今回友人から指定された課題曲は周杰倫(ジェイ・チョウ)の『屋頂』、それと自分で自分に指定した課題曲に同じく周杰倫の『鬥牛』、いずれも密かに練習中。

  『屋頂』は周杰倫が温嵐(ランディー)に提供したデュエット曲。ゆっくりしたテンポで歌いやすく、男女がハモる部分もあったりして、なかなかよろしい(^^)。この曲は呉宗憲(ジャッキー・ウー)も温嵐とデュエットしていて、その際呉宗憲はひとつひとつの母音を丁寧に発音して歯切れよく歌っていた。周杰倫の歌といえば、母音をあまりはっきり発音せずに歌う*1ほうが“屌!”なのだが、この曲は呉宗憲をまねてマジメに。
  いっぽうの『鬥牛』だが、こちらは逆にはっきりくっきり歌うとつまらない。というか、速いラップがあるのではっきりくっきりは無理。例えば“誰讓他停留的?”など、ほとんど「しぇーららりんりゅーれ」くらいがちょうどいい(^^;)。
  てなことを思いつつ練習していたら、昨日ポッドキャストの『隨時隨地學習中文』で、こんなことを言っていた。趙本山(ジャオ・ベンシャン)に代表される方言を使ったコントや寸劇は、標準語である“普通話”をはっきりしゃべらず、その「標準」とのズレが笑いを誘うのだとした上で……

A:不好好說普通話,這就是最大的一個方言戲人的優點。就像音樂一樣,不好好唱一種……
B:就好像周杰倫的歌。
A:對,R&B。為什麼R&B受歡迎,就是這樣。
B:對對對,有一種搞怪的成份在裡面。

  はっきり歌わずにわざと「ちょいワル」で不真面目に歌うからいいのだと。まあ方言を使ったコントのユーモア感やある種の暖かみと、周杰倫の“屌”はちょっと違う部分があるけれど*2
  今度のカラオケは“搞怪”でいきます。

*1:日本で言うと、桑田佳祐ふうの母音がやや溶けて聴き取りにくい歌い方……ですかね。

*2:個人的な印象だが、趙本山は幅広い年齢層に受けているけれど、周杰倫の場合、中年以上には「何だ、あの歌い方は」的な反応を示す人が多い。私の両親が桑田佳祐の歌い方に眉をひそめて「歌詞がさっぱりわからん」と言うのと同じかな。