インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ジャンプ!ボーイズ

  久方ぶりで月曜日が休日になったので、ここぞとばかりに映画を見に行く。まずは単館上映中のこの映画。けっこう話題になっているようだったので混み合っているかなと思ったのだが、ロードショーも終盤だからか映画館はガラガラだった。
http://www.jumpboys.net/
【ネタバレがあります】

  体操競技の特訓に明け暮れる、小学校低学年+幼稚園の男の子たちを追ったドキュメンタリー。みんなつらい練習に汗と涙を流しているのだけれど、不思議に悲壮感やスポ根的雰囲気がつきまとわないのは、一所懸命ながらもチャランポランでええかげんなところたっぷりな子供たちと、子供たちの怪我を心配しながらも「ま、イヤになったらやめるでしょ」とさばけている親たちの態度からくるのかな。
  でもこの子たち、練習じゃあんなにダメダメだったのに、大会では個人技でも団体でもメダルをかっさらう一流チームだったのだなあ。意外にあっさり一位をとってしまうところがかえって作為がなくて、その点でもスポ根的な蒸し暑さからは遠い映画だ。
  普段はカメラが回っていることもあってか、國語(北京語)で少々かしこまった話し方をしているコーチが、大会が近づくにつれて指導がだんだん熱を帯び、台湾語オンリーになっていくのがおもしろかった。★★★☆☆。