インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

年齢構成の維持・回復

  転職を何度もしてきているからか、求人情報を見るのが好き。この会社に勤めていたらこんな仕事をして、月収が手取りで○○万円で……と想像するのが、何だか楽しいのだ。当面引っ越しする気もないのに、住宅情報誌の間取りを眺めては「ここに本棚を置いて……」などと想像する楽しみに似ている(違うか)。

  転職などで職探しをされたことがある方ならご存じだろうけれど、最近求人欄の募集年齢でやたら目につくのが「特定の年齢層が少ないため」とか「年齢構成の維持・回復のために必要」*1などといった断り書き。少子高齢化社会を迎えて二年前に高齢者雇用安定法が改正され、募集年齢の制限する場合にはその理由を示す義務が生じたからだ。
  でもどの会社も判で押したように「募集年齢:35歳まで。年齢構成の維持・回復のために必要」などと書いていて、単に断り書きが増えただけという気もする。「要するに書けばいいんでしょ」という感じで、高齢者の雇用促進にはちっともつながっていないような。厚生労働省のサイトでも「記載例」(pdfファイル)を載せていて、ちょっと意地悪な見方をすれば、わざわざ抜け道を指南しているようにもとれる。もちろん高齢者には負担が大きい肉体労働など、年齢制限を行う必要がある職種もあるのは分かるのだけれど。
  自分が年齢制限に引っかかることが多いので、ひとりごちてみた。

*1:たぶん永遠に「年齢構成の回復」は達成されないのだろうなあ……(^^;)。