インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

例の風刺画

  『萬晩報*1』というメルマガをずいぶん昔からとっている。普段はごめんなさい、あまりまじめに読んでいないのだけれど、昨日送られてきた『ムハンマド風刺漫画をめぐる紛争』は、この件が分かりやすくまとめられていてとても参考になった。ドイツ在住のジャーナリスト、美濃口坦氏の寄稿。
http://www.yorozubp.com/0602/060219.htm
  騒ぎのもととなった実際の風刺画もここからのリンクで見ることができる。へえ、こういう絵だったのか。

イスラム圏で抗議デモをしている人々のほとんどは、自分で見たことないもない風刺漫画について怒っているといわれる。こうなるのは、欧米人が自分たちを見下して屈辱感をあたえる機会を待っていると思い込んでいるからである。今回の風刺漫画も、彼らのこの固定観念を証明する無数の事例の一つにすぎない。

  でもまあ、デモに参加して拳を振り上げ怒っている人たちに「一度見てから冷静に考えてみたら?」などといってもほとんど意味をなさないんでしょうね。

*1:「よろずばんぽう」。『萬朝報』のもじりだ。