インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

遜卡

  何ですかなあ、これは。シチュエーションとしては上司が部下に「お前らどいつもこいつも能なしばかり揃いやがって」と毒づいているところ。そこに「お前ら“遜卡”は……」という台詞が出てくる。
  例によって検索してみるとけっこう引っかかる。

遜卡!? 你說我是遜卡!? 你很瞧不起我哦!
◆警察氣喘吁吁地追了過來,逮到了幾個手鈍腳慢的遜卡
◆我這個超級大遜卡怎麼能嫁給奧運金牌高手?
◆怎麼還不跳啊,我說你就是沒膽小兒,遜卡!

  なるほど、人をけなす物言いであることは間違いない。確かに“遜”は「遜色」の「遜」だから、劣っているとか他人に引けを取るということだ。“你很遜。”という言い方はたまに見かける。が、しかし、なぜに“卡”がつくのだ?
  “卡”は「カード」の意味もあるので、知人から「『ムシキング(甲蟲王者)』みたいなカードゲームで、一番弱いカードのことだったりして」というアイデアをもらったのだが、調べてみるとどうも違うらしい。
  他にもこんな例が。

◆你的男友是遜卡? 從沒讓你高潮過?
◆他對做愛一事牙根是個遜卡
◆“什麼是也沒發生!?” 曾淑琴看向溫惟竣,眼神指責他不會這麼“遜卡”吧? 孤男寡女共處一室這麼久了,卻什麼事也沒發生! 溫惟竣尷尬地點點頭。

  ほほー、そちら方面の色合いもあるかー。こっちの方が私好みだが(笑)。
  ……ということで、少々差別的かつ性的な表現(回りくどい言い方だな)にするか、それとも「役立たず」くらいの穏当な表現にするか、思案中。