インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

妳真的太ㄍㄧㄥ嘍。

  翻訳をしていると、台湾語の語彙が時に注音字母のまま出てくることがあり、「どわぁ〜」と頭を抱える。
  この“ㄍㄧㄥ”は「ギン(ging)」と発音するようだ。今回のビデオ以外にも、先般担当した台湾明星のフォトエッセイでも登場、けっこうよく見かける。
  注音字母はgoogleだと検索できないみたいだが、百度が強い味方になってくれる。私は注音字母が打てないので、チャイニーズライター繁体字のツールボックスから「コード入力」で一つ一つクリック、もしくは“Wikipedia”などの一覧表からからコピー&ペースト。
  検索の結果から見ると“ㄍㄧㄥ”は“逞强”“矜持”“撑”……あたりの意味らしい。「無理して頑張る」「弱音を吐けない」「痩せ我慢をする」といった感じかな。
  表題の台詞は若い男性が中年の女性に対して「タメ口」で言っている場面なので、訳は、う〜ん……「肩の力を抜きなよ」――とりあえず。

追記

  路人丁さんがコメントで教えてくださった「奇摩知識+」で検索した結果によると……

ㄍㄧㄥ的台語原意是指像弓弦拉到頂,充滿張力的意思。形容人就是『對人充滿防備與不信任的態度』,或者引伸成『放不開』,『封閉自己(有心事不講出來)』的樣子。

  ……とのことだ。弓が「ギン」と張った様子からきたわけですな(^^)。この解釈によれば、どちらかというとネガティブな意味なのだな。