インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

ブログつながりで……

  もともと単なる日記というか雑記帳という感覚ではじめたブログだが、最近はこのブログ経由でお仕事をいただくことがある。とてもありがたい。
  以前いただいたのは、とある歌手の記事をMOOK(いわゆる『華流』関係)に書くというお仕事。このMOOKの編集者さんが、かつて私がブログにアップした過去のエントリーを読んでくださっていて、「(その歌手に)お詳しそうなので」と声をかけてくれたのだ。
  最近はもうひとつ、別件で翻訳の「監修」をした。もうすぐ発売になるスターのフォトエッセイで、これも過去のエントリーを読んでくださっていた編集者さんからお声がかかった。「監修」と言ったって大したことはしていないが、原文と一字一句つきあわせながら、明らかに誤訳と思われるところや台湾特有のいいまわし、それに台湾語の語彙についてけっこうな量の校正作業をした。
  ただし、係り受けとか用語や文体の統一とかより正確に意味が伝わる語順とか、そういった訳文そのものの検討は担当していないので、クレジットに「監修:銭衝」と入れるのだけは辞退させてもらった。
  先日、あるかたのブログで偶然見つけたのが、有名なアジアンエンターテインメント系ネットショップのライター募集の公告。商品の紹介文を書く仕事だ。もちろん発売前の商品だから現物が手元にない状態で中華圏のウェブサイトをリサーチしてまわり、販売促進につながる分かりやすくポジティブかつキャッチー(笑)な日本語の文章でコンパクトな字数に落とし込む……けっこう難しい仕事じゃないかと思う。
  で、応募したらトライアルを受けるように言われる。三つ課題があって、どれでも好きなものを選んで実際に文章を作るようにとある。「複数選択も可」と添え書きがしてある。これはもう当然、複数選択しなさいということだ。それで三つの課題すべてに取りかかる。
  締め切りまでにはまだまだ日数があったが、応募要項には「実際の作業では商品の性格上、翌日の原稿納品をお願いすることもあります」といった趣旨の説明がある。これはもう当然、すぐに原稿が作れるかどうかを見ているのだ。それでトライアルの課題をもらってから一両日中に全部仕上げて先方へ送った。さて、選考の結果はどうなるかな?
  さらにほんの数日前、大大先輩の会議通訳者さんからスポーツチームのアテンドの仕事を紹介された。仕事量はそれほど多くないが、今年の冬までコンスタントに仕事が入ってくる。さっそくクライアントと話をすすめて、仕事を取ることができた。思えばこの会議通訳者さんとも、もともとはネット上で知り合ったのだった。ありがたいなあ。