インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

Wicked

Wicked夜はブロードウェイ・ミュージカルを見に行く。“Wicked”という『オズの魔法使い』を下敷きにした(らしい)比較的新しいミュージカル。初めて見る本物のブロードウェイ・ミュージカル、その迫力に圧倒された。劇団××とは、ごめんなさい、これはもう全く違う世界だ。セリフというか歌のかなり多い芝居(そのぶんダンスは少ない)なので、英語のストーリーをきちんと理解できない私がこんなことを言うのは不当かもしれないが、役者の動きのダイナミックさ、正確さ、声の質と量、素人目にも「すごい。これは違いすぎる」と思わせるものがある。
開演が八時で、舞台がはねるともう十一時過ぎ。食事をしに行くのも遅すぎるのでどうしようかと思いながらホテルまで帰ってくると、近くに深夜営業のスーパーがある。入ってみると総菜やらサンドイッチやら売っているので、おいしそうなのと安ワインを買ってホテルの部屋に帰る。
が、これが大失敗。ターキーサンド、スモークサーモン、クスクスのサラダ、それにワインも、どれもこれ以上はないというほどまずい。しかも賞味期限が異様に長く設定されていて、これは保存料たっぷりなのだろうなあと恐怖に駆られる。結局ほとんど食べられなかった。ごめんなさい。