インタプリタかなくぎ流

いつか役に立つことがあるかもしれません。

月刊挑戦者一月号

月刊挑戦者一月号id:elielinさんが編集長をつとめる《月刊挑戦者》の一月号を遅ればせながらようやく入手。鄢炭氏による世界初の通訳翻訳マンガ《譯言難儘》が“Reloaded”として帰ってきた!
テンポよく両者の言語を訳しているうち、ふとしたタイミングで言語が入れ替わり、台湾人に日本語で、日本人に“國語”で訳出してしまったとか、通訳者は忠実な訳出が命! とばかり、双方の罵倒をそのまま訳したら大げんかになってしまったとか、今回も「あるある〜」的なネタがいっぱい。
肯德基電視廣告【太子爺】篇あと、「オレも長年通訳をしているぜ」というおじさんについて行ったら実は“童乩*1”だったというのも、今ちょうど “肯德基(ケンタッキー・フライドチキン)”のコマーシャルでやっている「これはケンタッキーにあらず!!」と荒れまくる怪しげなシャーマンを思い出して、笑った。通訳ってときどきイタコの口寄せに似ているなあと思うことがあるので。
次は“Revolutions”を期待しています(^^)。

*1:台湾のシャーマン。興味のあるかたは『童乩(タンキー)――台湾のシャーマニズム』(加藤敬/平河出版社/ISBN:4892031682)をどうぞ。