インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

金曜日に台北出張が入り、台湾側の本社でトップと会談、いや抗議声明の伝達。
先月調印して合意したばかりの取り決めに、はやくも台湾側が重大な背信行為。日本側が激怒して乗り込んだという形。どうして物事をこう複雑にしたがるのかなあ、この人たちは。一時間半ほどの短い会談だったが、極めて後味の悪いやりとりだった。
会議の雰囲気を象徴するように、台北は大雨。台湾でも観測史上初という十二月に上陸する台風が迫っていたためで、急いで高雄に帰ろうと松山空港まで行ってみるものの、予約しておいた飛行機をはじめ全て欠航になっていた。だめもとで台北駅に向かうが、こちらも全席売り切れ。高速バスという手もあったが、もう疲れ切っていたので台北で泊まることにする。
翌土曜日も午前中の飛行機は全て欠航で、午後一時近くになってようやく高雄行きが取れたので、それで帰ってきた。気流の関係でいつもとは違う山側をかなり低い高度で飛ぶ。かなりゆれてこわい。高雄空港に着陸する前に自分が住んでいるマンションや、勤めているプラントが見えた。
高雄の小港空港にはいつもとは反対側の山側からアプローチ。着陸した瞬間にふわっとバウンドして「あっ」と思ったが、何とか無事に着陸。しょっちゅう国内線の飛行機に乗るけれど、そのたびになにがしかの「心の準備」をしている自分がおかしいというか情けない。