インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

他郷遇故知

日本のとあるコンサルタント会社が、全く別のプロジェクトでこのプラントに来ることになった。で、今日は表敬訪問ということで我々の現場事務所へ。台湾側が引率してきたので、両者が日本語で話しているのを私がウィスパリングで台湾側職員数名に通訳する。
そのうちの一人がニコニコしながら「うれしいでしょう」と言う。なぜ、と聞くと、“他郷遇故知”と言う。「異郷で知己に会う」ということだ。日本人同士が台湾で出会ったことを指しているらしい。ちなみに“久旱逢甘霖(恵みの雨)/金榜提名時(科挙合格:今ならさしずめ有名大学や企業に入ること?)/洞房花燭夜(新婚の夜)”とこの“他郷遇故知”が彼らの“人生四喜”なんだそうだ。ふうん。
私など、大陸の新彊やパキスタンで「猿岩石」そっくりの格好をした日本人バックパッカーを見かけるたび、お近づきにならないよう身をひそめてましたけど(笑)*1

*1:いや、最初は異郷での出会いに心弾ませたりもしたんだけれど、彼らが異口同音に「どこに泊まってんの?」と尋ね、自分より高い値段のホテルだとわかったとたんに軽蔑した口調で「わかってねぇなぁ」などとのたまい、飛行機を使って旅行しているとわかるととたんに「あっ、そういう人種とは話もしたくない」という態度に出るので嫌気がさしたのだ。彼らにあっては、どれだけ貧乏旅行をしているかが一種のステイタスであるらしい。ほっとけ(`ω´)。