インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

新警察故事

『ポリス・ストーリー』の新シリーズと銘打たれた、成龍ジャッキー・チェン)最新作。前作《環遊世界八十天》ロードショーの際に「台湾大統領(総統)選挙はコメディ」という発言をして物議をかもしたジャッキー。その余波がまだ残っていたのか、館内は四分の一くらいの入りだった。といってもまあ、ワーナーのシネコンが満員になることはほとんどないのだけれど。
相変わらずのサービス精神で見せる見せる。車や建物を派手にぶっ壊すシーンもたくさんあって、なかなかおもしろい。共演の謝霆鋒(ニコラス・ツェ)は何というか、薄っぺら〜い演技。でもここまで薄っぺらいと逆にこれはひとつの藝かもしれん、と思わせるものがある(ほめてるのか、おい)。
悪役の呉彦祖ダニエル・ウー)が新境地を開いていてよかった。それにしてもこの人はいつまでたっても年を取らない。へたをしたら高校生と言っても通じそうだ。ヒロインは楊采妮(チャーリー・ヤン)だが、全体的に女性の影が薄い。むくつけき男ばっかりのアクション映画。★★★☆☆。