インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

先回のトップ会談での通訳は、いろいろと反省すべき点が多かった。特に今回は発音のまずさが際立っていた(悪いことに「際立つ」じゃおかしいかな)と思う。会議記録を作るために音声を文字に起こしながら、「あ゛〜っっ!」と身悶えすることしきり。ほんとにほんとにすみません、聴き取りにこんなにストレスのたまる発音で。
というわけで、今日はデジタルレコーダーに自分の声を録音してはそれを聴き直し、ダメ出しする練習を繰り返す。これは当分続けようと思う。
文字に起こした会議記録を関係各部署に配ったが、それを読んだ何人かの方から「よく我慢して通訳したねえ」と言われた。確かに今回日本側の代表者は、かなりもってまわったような発言も多かった。いやまあ、もとより私に発言をえり好みする権利はないのでそれはいいのだが、その発言をストレスのたまる私の訳出で聴いて、それでも辛抱強く交渉に当たった台湾側の貫禄勝ち……だったかな、今回は。