インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

民不與官鬥。

少々不遜ではあるけれど、今日は台湾にお小言。
あまり詳しくは書けないが、現在台湾のある政府機関が日本側に対してあからさまなサボタージュをしている。日本側がそのお役所による過去の不透明な裁定に対して行政訴訟を起こしているのだが、なんとこのお役所、日本側がその訴訟を取り下げなければいかなる許認可も一切与えないという、ちょっと信じられない挙に出ている。
ハッキリ言って、これが明るみに出たら監察院から弾劾されかねないほどのスキャンダルだ。このお役所もそれはよくわかっているので、公文書は一切発行せずに、裏から手を回す形であれこれ圧力をかけ、訴訟を取り下げよと恫喝をくり返している。こうした状況に不満を隠せない日本側だが、それに対して台湾側の責任者が諭すように言っていた言葉がこれ。“鬥”は「闘争」の「闘(鬪/斗)」という字。「民は官と争ってはいけない(争っても所詮勝てない)」ということ。
実際にその通りなので返す言葉もない。が、内輪ならいざ知らず、国外の企業にまでそんな理不尽なやり方をゴリ押ししているような政府に、国際的な立場を云々する資格などない。経済が伸びているうちはまだしも、そのうちどこからも相手をされなくなってしまいますよ。