インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

鐵男躲避球

少林サッカー』や『アタック・ナンバーハーフ』を彷彿とさせるコメディ。というより「おバカ映画」? 全編とにかく下品でご都合主義だが、楽しめる。
この映画に出てくるドッジボールはわれわれが子供の頃にやっていたのとはちょっとルールが違う*1。両チーム六人一組で、最初は双方コートの一番端にスタンバイ。センターラインに六つのボールが置いてあり、プレイボールのホイッスルが鳴ったら、全力で駆けていってまずはボールを確保する。
ボールを当てられたらコートの外に出るのは日本のドッジボールと同じだが、その選手はもうプレイに参加できない*2。残った味方選手が相手のボールをキャッチできたら復活できる。また飛んできた相手のボールを、自分が手にしたボールではじくのはOKで、これは当たったことにならない。一度味方に当たったボールがコートに落ちる前にキャッチできれば、当たった選手はアウトにならない……。こうして六人全てがアウトになったら、そのチームが負け。
みんなの憩いの場であるさびれたスポーツジムを買収の危機から救うため、全米ドッジボール大会に出場して優勝賞金五万ドルを獲得しようという単純なストーリー。『少林サッカー』よろしく、メンバーはとても頼りになりそうにない顔ぶれ。
対戦チームはこれも『少林サッカー』で出てきたような奇妙なチームばかり。さらにこのふがいないチームを指導するのが、これまた『少林サッカー』ばりに「往年の天才ドッジボール選手だが、今は足が不自由で電動車椅子に乗っている鬼コーチ」という設定。ううむ、ちょっと類似点が多すぎるかも。
ただ、悪役で登場するベン・スティラーがもう、はまり役。この人の、体臭が漂ってきそうな演技はすごかった。★★☆☆☆。

*1:ドッジボールって日本独自の球技だと思っていた私。

*2:日本のドッジボールは、コートの背面や側面にまわって引き続きプレイできましたよね。