インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

陰森林

陰森林映画監督や俳優の名前にあまり詳しくない(特に西洋の人の名前は覚えるのが苦手)私は、見終わったあとでようやく監督がM・ナイト・シャラマンだと知った。『シックス・センス』や『サイン』の監督だ。となれば、意外な結末が身上。いくら文字を反転させておくからといって、はやりネタバレになるようなことを書くのはつつしもうと思う。
オフィシャルサイトはこちら(http://www.movies.co.jp/village/)。
このサイトにも書かれている内容で、ネタバレにならない範囲でひとつだけ書いておくと、外界から隔離された環境で、「掟」に縛られた共同体という設定は、カルトや新興宗教を思わせて個人的にはいろいろ考えるものがあった。住人は恐怖に支配されている。そしてその恐怖は実は「現世利益」を求める極めて利己的な心性から発している。
村民は愚かで、怠惰で、意気地なしだ。まわりから見ればなんでもない一歩が、カルトの中にいる人間にはどうしても踏み出せない。この点、村民の愚かさがなんだかかつての自分に重なって、かなり「イタかった」(笑)。