インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

施設の安全検査、官庁立ち会いの二日目。今日の検査官は昨日とまた違う人で、絵に描いたようなお役人だった。居丈高に威張り散らすが、技術的なことは全く何もわかってらっしゃらない。今日の検査の主題はバルブの動作確認や溶接線の健全性だったが、PT(浸透探傷試験)とRT(放射線透過試験)の違いもご存じないよう。あまりにもわかっていないために質問が非常に幼稚で、通訳するこちらが恥ずかしくなってしまう。
日本語に「官僚風をふかす」という言葉があるが、北京語にも“官僚風”がある。台湾側の職員がこっそり耳元に“官僚風!”とささやきかけてきた。こういう人たちが安全検査をして合格証を出すのかと思うと、危なくてしょうがない。施設の安全はお役人によって確保されているのではないことがわかる。施設のエンジニアの自主管理によって確保されているのだ。
今週はやたらに会議や来訪者、それに夜の宴会(通訳)が多い。