インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

這是我的一小歩,卻是人類的一大歩。

一年半あまりにわたって続けられてきたあるプロジェクトの火気工事(溶接やガス切断など火気を伴う作業)が、昨日で全て完了。世界でも初例となるかなり特殊な工法で、開始前はそのリスクをめぐってかなり論議を呼んだが、幸いにも危険な火気工事で一度も災害を起こさず成功裡に終わった。
プロジェクト自体はまだ進行中なので、火気作業が完了しても特にセレモニーなどはないが、今朝の定例会議で台湾側がこの「名言*1」を引用して、日本の技術者の労をねぎらっていた。「プロジェクト全体から見れば小さな一歩だが、(世界初例ということで)人類にとっては大きな飛躍だ」と。なんだかちょっと持ち上げすぎで面はゆい。
いきなり“阿波羅(アポロ)”とか“阿姆斯壯船長(アームストロング船長)”などと言い出すから「何だぁ?」と一瞬緊張したよぉぉ、もう。アポロ11号の月面着陸時に同時通訳を担当された鳥飼久美子氏や西山千氏や國弘正雄氏*2の緊張をちょっぴり味わう(全然違うって。>自分)。
そういえば最近『同時通訳おもしろ話』(西山千+松本道弘/講談社+α新書/ASIN:4062722461)という本が出たそうだ。さっそくAmazonで購入。

*1:That's one small step for [a] man, one giant leap for mankind.

*2:ところでこのお三方のうち、「名言」の部分を担当されていたのはどなただったのだろう? いろんな本にいろんな記述があって、いまだによくわからない。