インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

有邊念邊,沒邊念中間。

これも台湾人の同僚が言っていた。“邊”はここでは漢字の「旁」などの部分、“念”は声に出して読むこと。「“邊”があれば“邊”を読み、“邊”がなければ真ん中を読む」ということで、知らない漢字を当てずっぽうに読むことを揶揄している。
例えば“尷尬(ばつが悪い)”という言葉がある。これを正しく“gan1 ga4”と読めないものの、旁の“監介”なら知っている、ってんで“jian1 jie4”と読んでしまった、というようなパターンだ*1。“念中間”なら例えば、井伊直弼の“弼(bi4)”という字があるが、これが読めないので真ん中を取り出して“百(bai3)”と読んでしまった、などなど。
ただ、これも一種の言葉遊びに近く、正面切っての批判がましい雰囲気はない。「難しい漢字はついついテキトーに読んじゃうんだよね」とか、「うちのバカ息子がまたとんでもない読みを披露してくれちゃってね」という自虐的ギャグ、ないしは軽い風刺といったニュアンスらしい。

*1:これを逆手にとり、わざと“jian1 jie4”と読むことでウケを狙う流行語もかつてあったようだ。