インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

哈利波特:阿茲卡班的逃犯

ハリー・ポッター」第三弾、まあ前二作も観ているし、というので観に行く。映画館は先週の“The day after tomorrow”を上回るものすごい人出。お昼の時点で「午後六時以降しか席はありません、よいお席は午後八時以降しかありません!」と係員が大声でアナウンスしている。あ、こりゃダメだといったん引き返そうとしたが、ここで係員の言うことを全面的に信用していては中華世界では生きていけない(笑)。かまわず列に並ぶ。
列に並ぶのも、おとなしく一階の人混みでごった返すチケットブースになど間違っても並んではいけない。ここは黙ってワーナーのシネコンが入ったビルの最上階に行き、そこからエスカレーターでひとつ降りたフロアに行く。このフロアもシネコンの一部で、ポップコーンなどを売っているカウンターがあるが、ここでもチケットが買えるのだ。案の定数人しか並んでいない。
で、カウンターのお兄ちゃんと交渉。果たして五時半の回に後ろから二列目の真ん中やや右より、私の一番好きな通路沿いの席があることが判明。それを買う。……ったくもう、あの大声のアナウンスはなんだったんだ、などと怒ってはならない。これが普通なの。
上映まで時間があるので、最上階に戻り、『浮力森林』で食事をする。ここはあの高雄で一番おいしいパン屋さん『小王子』が経営しているレストラン。味はまあまあでいつも映画前の暇つぶしによく利用する。しかし今日は、季節の野菜のスパゲティなどという、ちょっと健康に配慮してみました的選択がおおはずれ。ぜんぜん塩味が効いていなくて食べられない。私は注文したものをめったに残したりしないのだが、さすがにほとんど残してしまった。
店の人が下げるときに“是不是不合您的口味?(お口に合いませんでしたか)”と聞くので、正直に答えた。そしたら作り直させますというから、丁重に断る。実際その前に出てきたスープとサラダでけっこうおなか一杯になっていたのだ。このお店はどれもけっこうボリュームがある。そのあとコーヒーとチーズケーキもついていたし。最後に会計をするとき、一割勘定を割り引いてくれた。
あ、そうそう、映画の感想。えーと、ハリポタ役のラドクリフ君がずいぶん成長してお兄さんになっていました。