インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

房間永遠被轟炸過。

《自由時報》の文芸欄から。いつも散らかしっぱなしになっている彼氏の部屋を評して。「爆撃を受けたかのよう」という表現に笑った。しかし彼女を部屋に呼ぶときは、最低でも散らかったものを押し入れに詰め込むぐらいはしなきゃダメじゃん、と思ったが、このエッセイ、ちゃんと仕掛けがしてある。
書いてしまうとあまりおもしろくないが、実は彼の実家はさらに上を行く「被爆」ぶりで、しかも家族がそろいもそろってずぼらときている。彼はまるで継母にいじめられるシンデレラのように掃除や洗濯を任されているのだという。それで学校の寮(だろう、たぶん)に戻った時は、羽を伸ばしてだらしなくなるのだ。
しかし「こういうお婿さんなら、家事を何でもやってもらえて楽」と思ったら大間違い、と筆者は自分を戒める。そんな家庭で育った彼だからこそ、結婚したら大いに亭主関白に変貌する恐れアリ、というのだ。鋭い。