インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

なんでつか。

coat.jpgきのうTシャツのおかしな文字について話題が出たと思ったら、きょう同僚からこんな写真→を見せられた。同僚の友人で東京在住のフランス人が、某所で購入したシャツに入っていた縫い取り刺繍だそうだ。「なんて書いてあるのか教えてくれ」と聞かれたそうだが困り果て、「もしかしたら大陸のどこかで使われている文字かも知れない」と思って、私に見せたというわけ。……じっと見ていると、なんだか気持ちが悪くなってくる。「無」のような文字にテンが五つもあるところや、「耳」のような文字の横棒三本が右に突き抜けて二本になっているところなど、明らかに悪い電波がでてまふ。こはひでふ。
今日はプロジェクトに参加している日本人スタッフ全員の慰労会ということで、高雄の海鮮料理店「海王子」へ。ここは膨湖料理*1の専門店で、高雄でもう一軒有名な「海天下」と客を二分する人気店だそうだ。今日は予算も抑えめだったので高級食材はあまり出てこなかったが、ベラのような小魚を丸ごと揚げた“炸紅新娘魚”がおいしかった。他にもヘチマの天ぷらや、カボチャのビーフンなど何でもない料理が、カニやウニなどより滋味深くてマル。
Haiwangzi.jpg宴会を中座して、師範大学近くの小劇場へ。もともと今夜のチケットを買っておいた螢光蟲劇団の芝居『一夜』を観る。この劇団、レズビアンやホモセクシャルをテーマに作品を発表しているめずらしい集団で、ずっと以前に新聞で紹介されていたのを読んで、一度観てみたいと思っていた。
地下一階の喫茶店のような空間にテーブルと椅子だけの簡単な装置。客と客の合間で演じる、文字通りの「アングラ芝居」。女優も男優もかなりきわどいところまで半裸になったりして、今ここで警察に踏み込まれたら労働ビザお取りつぶしのうえ高雄ところ払いになっちゃうかしらん、などと思わせる雰囲気だったが、う〜ん……あんまりおもしろくなかった(笑)。舞台に緊張感がないしセリフもよく聞こえないし。ま、あまり新劇新劇していないこういうのが、今時のスタイルではあるのかもしれないが。
芝居を観たあと新田路と文横路交差点近くにあるアーバンなマッサージやさんへ。足風呂→肩もみ→全身指圧というごく普通のコース、一時間八百元。オイルマッサージもほんの少しついていて、背中全面を蒸しタオルでくるんでくれたりして、気持ちいい。今日の担当のおばさんはなかなか上手だった。このお店は明るくおしゃれなインテリアなので、地元の若い人たちだけでなく日本人観光客も多いのだとか。

*1:台湾の西側にある膨湖島の海鮮料理。素材のよさを活かしてそれほど味がしつこくなく、日本人の口に合う。