インタプリタかなくぎ流

“Might come in handy one day.”

[今日の表現] 不知近視幾千度的小姐瞇著眼睛念出牆上掛著的說明。

《聯合報》のウェブサイトから。私は眼鏡をかけたことがないので知らなかったが、世の中には視力の外に「近視度」という単位があるそうだ。台湾では数百から数千の数字で表すらしい。
“不知近視幾千度”は「近視度が何千度はあろうかという」、つまり言葉は悪いが「ド近眼」ということ。「牛乳瓶の底みたいな眼鏡をかけた……」などと訳してもおもしろいかも知れない*1
瞇著眼睛”は「目を細めて」。全体として“小姐”が眼鏡の縁に手をやりつつ、「む〜」と壁の説明を読んでいる様子がありありと浮かんでくる。こういう何気ない表現が心憎い。

*1:しかし、いまどき宅配の牛乳瓶なんてほとんどお目にかからなくなったし、若い人(私もあくまで若いが)にはピンとこないかも知れない。こういうのを「手垢のついた表現」というのだろう。